市場の鮮度をそのまま全国へ配送可能です!
当店ではリキッドフリーザー『ノンドリップ急速冷凍』を導入いたしました。
ノンドリップ急速冷凍とは素材を特殊な技術で超急速冷凍する全く新しい冷凍法。
この技術で鮮魚を冷凍すると、解凍した際にあたかも眠っていた鮮度が起きだしたかのように新鮮さがそのまま蘇ります。
そのため当店では鹿児島魚類市場で水揚げされた直後の新鮮さ、旨さをそのまま全国どこへでもお届けできるようになりました!
冷凍革命!ノンドリップ急速冷凍とは?
ノンドリップ急速冷凍とは、その名の通りドリップがでない冷凍法です。
ドリップとは魚や肉を解凍する時に出る赤い液体のこと。
このドリップは冷凍過程で素材の細胞が破壊されるために発生すると言われ、その中にはたんぱく質・アミノ酸・塩類・ビタミンなどの栄養分&うま味成分が含まれており、鮮度や味が落ちる大きな原因になっていました。
しかし、ノンドリップ急速冷凍では従来の冷凍方法に比べて約20倍もの急速冷凍!
そのため、ドリップの原因となる鮮魚の細胞を破壊することがありませんので、ドリップがほとんど出ません。
つまり、鮮度、旨さ、見栄え、食感において、魚類市場にその日に揚がったそのままでお届けすることが可能になったのです!
おまけに強力な完全凍結のため、長期保存が可能になり、その上解凍時には常温、低温、加熱、流水と自由に解凍いただけます。
ノンドリップ急速冷凍でお届けすると…
当店取扱の「きびなご」は鹿児島の県魚の中でも特に足が速く、鹿児島県内であっても鮮度の高いものをお届けするのが難しい商品です。
また当店では非常に目利きの鋭い料理人の方を相手にさせていただいておりますので、鮮度についてはハードルを高く設けております。
しかし、このノンドリップ急速冷凍によりどんな季節でも市場に揚がったその鮮度でお届けできるようになり、お客様からも大好評を頂いております。
冷凍革命の仕組み
液体は、気体の約20倍の熱伝導率 (熱交換の力) を持つため、従来のエアーブラスト凍結の約20倍、窒素ガス凍結の約8倍の速さで製品をスピード凍結します。
100℃のサウナには入れますが、100℃の熱湯に手を入れたら大やけどをしてしまったり…
マイナス30℃の冷凍庫には入れますが、マイナス30℃の液体に入ったらたちまち凍えてしまいます。
これはすべて液体が気体よりも物を急速に暖めたり、冷やしたりする能力に優れているからです。
そして、凍結で一番重要なのは いかに細胞破壊を防ぐことができるか ということです。
従来の緩慢凍結 (時間のかかる冷凍方法) ですと、氷の結晶を作る最大氷結生成帯 (マイナス5℃) を通過するのに時間がかかり、たくさんの氷の結晶を作ってしまいます。そのため細胞膜を破ってしまうのです。