http://kyushu.yokatoko.com/pro/akenagayoshitoshi/
LPガスは全国の総世帯の半数以上で利用されているエネルギーです。
1995年の『阪神淡路大震災』では、地中に埋められた配管が寸断されて三か月供給がストップした都市ガスに対して、LPガスは11日で完全に復旧しました。LPガスはシリンダーで供給されるので、配管距離が短く点検や復旧が簡単だからです。それ以来公共施設等では、地震に備えて都市ガスからLPガスへと切り替える動きが出てきています。
気体のまま導管で供給される都市ガスと違い、低い圧力で簡単に液化できるLPガスは、シリンダーによる個別供給、小規模導管での供給、バルク供給など、ケースに合わせて自由自在に供給することができます。この特性から「分散型エネルギー」と呼ばれ、将来のエネルギー利用の多様化に向けて石油に代わるエネルギーとしても期待されています。
また、LPガスを使ったマイホーム発電が実用化されつつあります。「コージェネレーションシステム」と呼ばれる家庭内燃料電池は、LPガスを使って発電し、さらにその排熱をお湯や暖房などに有効利用するという省エネ効果の高い発電システムです。発電所の電力はエネルギーのわずか35%の利用なのに対し、LPガスを使ったコージェネレーションシステムは、80%以上の効率性を実現します。
明治産業のLPガス事業は、1961年に創業して以来ずっと続いている事業であり、明治産業の経営戦略の基盤にもなっている重要な事業です。地域の方々には『明治ガス』のブランド名で親しまれています。
創業当初は一戸建て住宅にも供給していましたが、現在は供給先を主にアパート・マンションなどの集合住宅やビルを中心に事業展開しています。創業から50年近く経った今も、毎年順調に売り上げを伸ばし続け、九州北西部地域では未上場企業中断トツの約28000戸にLPガスを供給しています。これは、明治産業がガス供給会社としては非常に珍しく、ハウスメーカーやゼネコンとの関係以上にアパート・マンションのオーナー様との関係を重視してきた結果です。
担当の営業がオーナー様から常にヒアリングすることで悩みを解消し、時にはオーナー様よりも先に問題点を発見し改善のための最適な提案をする。これが、明治産業のコンサルティング営業であり、他のガス会社と大きく異なるところです。
明治ガス公式サイト内 "LPガスとは?"
http://www.meiji-sangyo.co.jp/personal/gas/
私たちがアパート・マンションのオーナー様との関係を深めていくことで気づいたことは、オーナー様の最大の関心事が「空室対策」であるということです。
当たり前のことですが、賃貸物件を所有しているだけでは収入を得ることはできません。入居者が入り家賃を払ってくれることで初めて、オーナー様は安心して暮らせるのです。空室が常にゼロであるに越したことはありません。
しかし、建築会社は建物を建てることで利益を得るので、自分たちが手掛ける物件だとしても空室には鈍感です。管理会社も同じで、一棟ごとの管理契約なので個々の部屋の空室は自社に影響しません。
一方明治産業は、アパート・マンション一棟ごとにLPガス設備を設置するので、入居者がガスを使用して初めて利益を得ることができます。入居率が低ければ、それだけガスを使う人が少なくなるので利益も減ります。
つまり明治産業にとって「空室」はオーナー様同様悩みの種であり、協力し合って一緒に考えていくべきテーマなのです。
そこで私たち明治産業は、共通の悩みを抱えたパートナーとして、空室対策を自らオーナー様に提案するようになりました。それがデザインリフォーム事業です。
築年数が古くて老朽化し入居率が低下した建物や、間取りが悪いために借り手のつかない部屋を一から見直し、もともとある空間を存分に活かしながら、物件そのものが持つ特性や立地条件などをふまえ、弊社のデザイナーがひと部屋ひと部屋プランニングしていきます。
リフォーム企画は新築企画に比べると非常に難しいものです。新築の場合は更地から自由に設計できうえに最終的に「新築」という人気の条件がつきますが、リフォームは、既存の空間の枠のなかでデザインしなければなりませんし、リフォームの結果きれいになったとしても築年数があるわけでありません。家賃が上がるリスクもあります。企画の内容次第で物件の集客力が大きく違ってくるのがリフォーム物件です。
だからこそプランニングする人間の企画力が非常に重要で「どんな人をターゲットに」「どのくらいの広さで」「どれぐらいの家賃で」「どのような設備で」「どんな差別化をして」「どんなデザインにするのか」を、綿密な市場調査をしたうえで長期的な視点からオーナー様に提案しなければなりません。
私たちの提案によって生まれた空間の中には、三年間借り手の無かったにもかかわらず、リフォーム後はキャンセル待ちも出るほど魅力的な人気物件になったものもあります。
そして、これら企画の成功のすべてはもともと、コンサルティング営業による的確なヒアリングから始まっているのです。
PMとはプロパティマネジメントの略です。プロパティマネジメントとは、文字通り「プロパティ (財産) をマネジメント (管理) すること」で、一般に「不動産経営管理」と訳されています。
これはいわゆる「賃貸不動産管理」と似ているように思われがちですが、根本的な考え方が全く違います。旧来の「賃貸不動産管理」は、土地の値段が黙っていても右肩上がりに上昇していた時代に、不動産仲介業の延長として生まれました。そこに求められたのは「入居者を入れること」「家賃が滞らないこと」「壊れた物を修理すること」など、アパート・マンション経営の手間を請負うことでした。当時は数千万円、数億円という土地が自然と値上がりする訳ですから数千円、数万円といった家賃やコストの金額は問題にされませんでした。
しかし、バブルがはじけて日本の土地神話は崩れ、それ以降、海外から投資対象としての不動産という考え方が日本に広められました。不動産価格をそこからあがる収益をもとに割り出すという考え方です。『金持ち父さん、貧乏父さん』がベストセラーになって、最近では一般の方にも認知されつつありますね。
簡単に言えば、オーナー様の不動産投資を成功させるためにオーナー様に代わって不動産を経営管理すること、それがPMです。
では、私たち明治産業がどうしてこの事業を展開しているのでしょうか。
建物を賃貸して収益を上げる不動産経営では、常に入居者の方々で埋まっている建物が価値の高い物件ということになります。そのためには、入居者の方が契約を更新し続けることが欠かせません。既に入居している方が更に継続して住むためには、入居している間に受けたその建物からのサービスの善し悪しが決定的な要素になります。
にもかかわらず、不動産仲介をメインしている管理業者にとっては、入居者が解約するたびに仲介物件が増えるため、実は解約は大歓迎なのです。したがって入居者サービスに対する意識は非常に低いのが現状です。
一方、明治産業とアパート・マンションのオーナー様はパートナーシップの関係にあることは先に述べました。デザインリフォームによる「入居したくなる物件」作りだけでなく、「住み続けたくなる物件」にするために入居者の方々の立場にたった管理業務も弊社で行ないます。
それこそがPMであり、不動産業を営んでいない明治産業がPMを行なうことが、かえってオーナー様に対して信頼性の高い不動産の経営管理サービスを提供することになるのです。そこがこのPM事業のおもしろいところです。
「投資物件はPMを買え」とも言われています。入居者からのクレームがいかに少ないか、入居者との関係は良好か、入居者の平均居住年数は同等物件に比較して長いか等、投資家はPMと入居者との関係を見ます。
それだけではなく、これからは入居者の方々もマネジメントで賃貸物件を選ぶ時代になります。不動産のプロとして十分な経験と専門知識は確かに必要ですが、それよりも大事なのは、しっかりした倫理観やサービス精神を持っているかどうかです。そういう人であれば、経験や知識はサービスをする上で必要なので自然と身についてくるものです。
入居者の方々やオーナー様に対して献身的に尽くせる人、それが明治産業のコンサルタントです。例えば、デザインリフォームを望んでいるオーナー様にリフォームしないことを提案することもあります。オーナー様の抱えている問題に対して、リフォームよりも良い解決策があれば、そちらを提案しなければなりません。それがPMです。デザインリフォームはPM事業の業務の中のサービスのひとつでしかありません。
明治産業の事業が多岐の分野に渡っているのは、単に自分たちの商品やサービスを提供しているのではなく、お客様の悩みに何とかして応えたいと考えてきた結果です。
現状の内容では問題を解決できないならば、ゼロから企画を立てて今までにない提案しても構わないし、新しい事業部を作ることだって大歓迎です。明治産業はそれが出来る会社なのですよ。
そして、その考え方の根本になっているのが、今回募集する「コンサルティング営業」という職種です。
それに求められる「コンサルティング能力」とは、そういう名前のひとつの能力というよりも、様々な能力が結集したものの現れだと言ったほうがいいでしょう。
例えは、ヒアリング能力、プレゼンテーション能力、洞察力、判断力、発想力、企画力、提案力、営業力、論理的思考力、など、数え上げればキリがないですね。最初からこれらすべてを持っている人、そんな人はいません。もちろん私自身もすべてを備えているとは決して言えません。
PMの目的は物件の価値を上げることですが、自分の得意分野にさらに磨きをかけたり、弱点を克服するために努力したりすることで、自分の「価値」を上げられる人に入社して欲しいですね。
私は25歳で明治産業に入社して37歳で今のポジションに就きましたが、CPM® (不動産経営管理士) の資格を取ったのはごく最近のことです。45歳を過ぎた今も日々勉強の毎日です。
そうした努力を積み重ねることで、知らず知らずのうちに「コンサルタント」と呼ばれる人になっているのだと思います。
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明永 喜年
昭和36年 (1961) 11月 福岡県福岡市生まれ
昭和60年 (1985) 03月 九州産業大学 経済学部 卒業
昭和60年 (1985) 04月 新コスモス電機株式会社 入社
昭和62年 (1987) 06月 株式会社明治産業 入社
平成11年 (1999) 09月 株式会社明治産業 代表取締役 就任
平成18年 (2006) 09月 CPM® [不動産経営管理士] 取得
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> 株式会社明治産業 公式サイト
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名称 |
株式会社 明治産業 |
代表者 |
代表取締役 明永喜年 |
事業内容 |
- LPガス販売 (簡易ガス・液化石油ガス)
新規供給先獲得・エンドユーザー管理対応・供給設備保安保守
- プロパティマネジメント
器具販売・リフォーム・不動産管理・賃貸経営マネジメント
- アセットマネジメント
収益物件の販売・不動産賃貸
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※この会社についての詳細は 九州沖縄の頼りになる会社 にてご確認頂けます。
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